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2007年2月7日(水) 11:21

溶けゆくのは何か

[子供以下のどうしようもない親が急増中]


どういったものに対して”日本人”を抱いているかは分からないが、”親らしい親”は減った気がするなぁ。

あくまで”教育”って社会の再生産装置だって話で。

いやね、親って愛情をもって子供に接するべきだと思うのですよ。この考え方自体現代的だとは思うんだけど。
(前近代なんかは子供はマンパワーだし、若年であればあるほど人格を認めていなかったのは葬式をやらなかったとかそう言った話ですぐに散見できる。)

んで愛ってのは見返りを求めない自己犠牲的なやりとりで。
すると子供から何かをしてもらおうって方がこの現代社会では理性的ではない(動物的? 前近代的?)よなぁ。

そう言った意味で”現代教育における親像”は、過剰な個人主義時代の到来で溶けてきているとも言えるだろう。

だけどその要因はやっぱり”教育”、つまり前の世代からの課題以外何ものでもない訳で。

つまるところ、教育は一度も成功していないのではないか。
溶ける、と危惧したところで、元より確固たるモノはなかったのではないか。
そういった近・現代”幻想”がむしろ現場を苦しめているのではなかろうか。

written by sofuwe [仕事] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)]

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