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2007年3月18日(日) 05:49

[メモ]辞書を引け辞書を!

勉強メモ3連発。
そして国語話だが、ネタ的に今日一番の驚き。

@ 形容動詞の活用形は一つじゃない
 →「タルト」活用なる活用形が存在する!
 なんと、普通のツラして辞書に載ってやがります。

 堂々〜 → 連用形「と」 連体形「たる」 命令形「たれ」 (語尾)
 厳然〜 → 〃

 なんと終止形が存在しない上に命令形がある形容動詞があったとは…

 学説によっては
 「と」 →副詞
 「たる」→連体詞
 「たれ」→動詞の命令形 という解釈もあるかもしれない。

 私が想像するに、古文でいう「タリ」活用の名残なんじゃないかな、と思う。こちらは
 「たら・たり/と・たり・たる・たれ・たれ」
 という形容動詞のくせに活用フル装備だ。

言語ってのはどんどん簡略化されるというか、整合化されていくのでニッチな活用とかは消されていくのだけれども、まだまだどっこい生きていたんですね。なにやら古い辞書や参考書の見比べで時代の変遷を垣間見た気がします。

A 「ご苦労様」は目上の人に使ってもなんら問題ない
 どの就活本を読んでもマナー本を読んでも、会社に入ってもバイト先でも言われるが、「目上の人に『ご苦労様』と言ってはいけない」という「社会通念」「一般常識」なるものがある。

 がっ。

 辞書を引くと「ある人を敬って…」という敬語であることが分かる。そう、ただの敬語なのだ。つまり定義上「誰に対しても使える表現」なのだ。広辞苑に至っては「誰に対しても使える」という文言までご丁寧に入っている。

 言葉の定義と社会通念の齟齬があるんだろう。常識とは、その程度のものなのだ。


 学者・研究者が研究をする、論文を書くといった智業を行う上で最も大事なことは前提条件の確認・足固めである。その上で言葉の定義に細微にこだわる必要があるし、こと国語に関しては辞書そのものが言葉の定義書なのであるから、言葉を書く・聴く・話す上では真摯に辞書を引くという行為が求められるのだろう。それを社会通念や一般常識の名の下にひねり潰すことこそ野暮というか、間違った日本語の温床なのではなかろうか。

あえて言おう。

辞書引きなさい、辞書をッ!!! <トラウマ

written by sofuwe [授業・研究] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)]

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